トイカメラに夢中になったわたしは、このカメラにもやられました。
「LOMO LC-A」(ロモ)です。
ロシア製のフィルムカメラですが、このカメラが映し出す日常はとても味わい深い色合いなんです。
キングオブトイカメラとまで言われています。
スマホでも「LOMO風」に撮れるなんていうアプリがあったくらいなんですよ。
LOMO LC-Aとは
1983年に発売された自動露出の35mm判コンパクトカメラで、後にロシア以外の国でカルトな人気を得た。
共産圏のカメラでしばしばみられることだが、このカメラも日本製カメラ「コシナCX-2」のコピーである。
現像してみるまではどんな風に写っているのかわからない偶然性が、一部ユーザーから通常のカメラと写真に対するアンチテーゼと受け止められ、単に「写りが悪い」とは片づけられない、その味のある描写には、多くの愛好者が生まれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
わたしが持っているカメラはロシア製の「 LOMO LC-A 」です。
「LOMO LC-A」は2005年まで発売されていました。
現在は生産工場をロシアから中国に移し、「 LOMO LC-A +(プラス)」としてパワーアップし復活を遂げました。
LOMO LC-A と LOMO LC-A +の違い
「LOMO LC-A 」に備わってる機能
絞り
「LC-A」では正面から見て左側のレバーで調整できます。
F2.8からF16までの6段階の他にオートがついています。
焦点
被写体までの距離に応じて、正面から見て右側のレバーで調整します。
- 0.8m
- 1.5m
- 3m
- ∞(無限)
の4段階から選択できます。
「LOMO LC-A +」に備わってる機能
絞り
絞りのレバーがなくなり、オートになりました。
焦点
被写体までの距離に応じて、正面から見て右側のレバーで調整します。
- 0.8m
- 1.5m
- 3m
- ∞(無限)
の4段階から選択できます。
焦点レバーは変わりないんだね。
多重露光スイッチ
LC-A+には「MXスイッチ」という多重露光が簡単に撮れる機能があります。
これがあるのは、LC-A+の特徴ですね。
LOMO LC-A で撮った写真たち
「トンネル効果」(四隅が暗くなる写真になる)が特徴のカメラなので、それも魅力です。
ピントがうまく合わず、ボケているのも味があって好きな一枚です。
わたしは、どうやらLC-Aの生み出す「アオ」色が好きみたいです。
LOMO LC-A おまけ
LOMO LC-A で写真を撮り続け、当時の写真集にわたしの写真が載りました。
この時はとてもうれしかったです。
今は販売していませんが、一応、ご案内。
THE LOMO BOOK(左ページ真ん中) | Camera Peaple みんなのまち(右下) |
まとめ
わたしは、LOMO LC-Aで日常を切り取ることが大好きでした。
トイカメラの良く言えば、ゆる加減にはまったのもこのカメラが最初だったのかもしれません。
この後しばらくトイカメラに夢中になったのは言うまでもありませんね。
今はスマホで撮った写真をすぐ確認できるし、アプリなどでいくらでもレトロな色合いが表現できます。
でも、アナログなフィルムカメラで、現像するまでどんな風になっているのかわからないワクワク感をまた味わいたくなりました。
今回カメラの記事をいくつか書きました。
やっぱりわたしはカメラが好きなんだ、写真が好きなんだって再認識できました。
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