低温調理器BONIQ2.0ってどうやって使うの?
BONIQ2.0の基本的な使い方をマスターすると、肉も魚も野菜もスイーツだっておいしく作れるようになりますよ♪
低温調理の6つのルールを守りながら、BONIQのある暮らしを楽しみましょう。
6つのルールって難しそう~
大丈夫!一緒に見ていきましょう♪
\ 低温調理で時短・節約しよう/
基本的な使い方
BONIQ2.0の基本的な使い方は簡単3ステップ♪
鶏むね肉でサラダチキンを作る工程を紹介します
鍋に水を入れ、BONIQ2.0をセットします。
水位が足りないとエラー「EE1」が表示されます。
わが家の鍋は5ℓです。3~4ℓの水をいれて使っています。
※写真はエラー表示が出ているところ。
食材をフリーザーバッグにいれます。
味付けが必要な場合はここでしておきます。
袋の空気を抜き真空状態にしましょう。
真空のやり方はあとで説明しますよ
BONIQ2.0の温度と時間を設定し、スイッチオン♪
時間まで放置でOKです。
ちゃんと終了を音楽でおしえてくれますよ。
箸でもさけちゃうほどやわかい鶏むね肉のサラダチキンが完成しました。
鶏むね肉はパサつく!硬い!という概念がなくなります。
やわらかいはごちそうです♪
簡単でしょ?
操作パネルの見方と設定の仕方
温度|時間設定ボタンを押すたびに温度と時間が交互に表示されるので、設定したい項目にあわせる
数値調整ボタンの+ー(プラスマイナス)で時間や温度を設定する
温度設定
0.1度刻みで希望温度に設定できます。
*長押しすると素早く設定できますよ。
時間設定
時間を表示させると、点滅してる部分を設定することができます。
表示されている「02」の部分を設定し、温度|時間設定ボタンを押すと「00」の部分を設定することができます。
時間と温度を設定できたら、スタート|ストップボタンを押す
\動画で操作の様子を見てみよう!/
低温調理の6つのルール
BONIQ公式サイトでは低温調理の6つのルールを載せています。
ルールを守ることで食中毒のリスクを減らすことができます。
6つのルールとは
- 清潔な手で行い、まな板・包丁・バッグなど清潔な道具を使う
- 新鮮な食材を使う
- 食材を汚染させない
- 食肉・生食用でない魚の場合、「低温調理 加熱時間基準表」のBONIQ設定温度・時間を守る
- 正しい方法で加熱を行う
- 調理後、保存する場合は急冷する
清潔な手で行い、まな板・包丁・バッグなど清潔な道具を使う
低温調理に限らず、清潔な道具を使うことは料理の基本とされています。
わが家では低温調理時、まな板・包丁を使うときは煮沸消毒したり、アルコール消毒してからつかっています。
食材をさわるときは素手ではなく、使い捨てのニトリル手袋を使用しています。
新鮮な食材を使う
食中毒のリスクを避けるためにも、一般に流通している鮮度のいい食材を使用しましょう。
スーパーで売っている食材で大丈夫です。
食材を汚染させない
食中毒菌はヒトの手を介して汚染が起こります。
特に肉や魚などの下処理の際には、調理用の使い捨て手袋を着用しましょう。
我が家では食材をさわるときはニトリル手袋を着用しています。
食肉・生食用でない魚の場合、「低温調理 加熱時間基準表」のBONIQ設定温度・時間を守る
低温調理は設定温度や加熱時間が決められています。
牛肉・豚肉・鶏肉などの食材や肉の厚さなどによっても設定温度や加熱時間はかわるものです。
低温調理 加熱時間基準表を参考にBONIQの設定温度と時間を守りましょう。
しっかり守って食中毒のリスクをさけよう!
正しい方法で加熱を行う
低温調理時にやってはいけないこと
- 非耐熱フリーザーバッグを使用
- 鍋にフリーザーバッグをぎちぎちにつめる
- 水位が低くフリーザーバッグがでている
- フリーザーバッグが浮いている
- フリーザーバッグに複数材料をいれる
ひとつづつ見ていきましょう
非耐熱フリーザーバッグを使用
耐熱タイプのフリーザーバッグを使用しないと、調理中にフリーザーバッグが破裂するおそれがあります。
耐熱タイプ(100度まで)のフリーザーバッグがオススメです。
鍋にフリーザーバッグをぎちぎちにつめる
わが家のこの鍋だと4つフリーザーバッグを入れて低温調理することができました。
たとえば、これを6つとか8つとかぎちぎちに入れてしまうと、均一に加熱することができなくなります。
食中毒のリスクが高まりますので、適度な量で低温調理しましょう。
水位が低くフリーザーバッグがでている
水位が低くフリーザーバッグがでていると、水からでている部分は加熱されません。
食中毒のリスクが高まります。
ちゃんとフリーザーバッグが水に浸かっているか、あらかじめ水の量を確認しましょう。
フリーザーバッグが浮いている
フリーザーバッグの真空がうまくいっていない・食材が軽いなどが理由でフリーザーバッグが浮いてしまう場合があります。
浮いている部分が加熱されないため、食中毒のリスクが高まります。
どうしても浮いてしまう場合は重石で押さえるなどしましょう。
トウモロコシなどの野菜は浮きやすいよ
フリーザーバッグに複数材料をいれる
基本的にはフリーザーバッグ1つに材料1つがオススメです。
フリーザーバッグが大きい!とか、最後の一枚なの!とか、どうしても1つのフリーザーバッグに複数入れたい場合がありますよね。
フリーザーバッグが大きくて、複数材料を入れても重ならない場合はそのままの設定で調理できます。
フリーザーバッグに入れた材料が重なる場合は、フリーザーバッグに複数入れた状態で肉の厚さをはかり、低温調理 加熱時間基準表を参考に調理時間を確認しましょう。
厚くなる分時間がかかります。
⑥調理後、保存する場合は急冷する
低温調理後にすぐ氷水で急冷します。
フリーザーバッグの一部が浮き出てしまわないよう、完全に氷水の中に沈めましょう。
時短&節約&上手に作る3つのコツ
BONIQ2.0を使って6ヵ月が経ちました。
BONIQ2.0を使うなかでやった方がいい!オススメ!と気づいた3つのコツをご紹介します。
時短や節約・おいしく作る3つのコツです♪
【時短】あらかじめ水をあたためよう
BONIQ2.0を鍋にセットし水から温めるより、沸かしたお湯を入れて水温を設定温度付近に温めておくと、早く設定温度に到達します。
わが家は鍋に水を入れてそのまま火にかけて水温をあげています。
時短になるのでオススメです。
【節約】BONIQ使用中は保温しよう
発泡スチロールで保温ケースも作りました。
作ってくれてありがと!
BONIQ使用中の熱がにげにくくなるので、電気代の節約にもなりますよ。
【上手に作るコツ】材料をいれたフリーザーバッグをしっかり真空にしよう
水の入ったボールでフリーザーバッグの空気を抜いていきます。
フリーザーバッグを徐々に水につけていくと、空気がぬけていくので途中までジッパーをしめていって、最後に空気をぬきながらグッとしめます。
キレイにできると気持ちいい♪
BONIQ2.0を使う時に必要な道具
BONIQ2.0を使うには鍋やフリーザーバッグが必要です。
他に「あると便利なもの」として温度計や保温ジャケットがあります。
鍋またはコンテナ
BONIQ2.0を使うには鍋が必要です。
高さが15cm以上のもので、容量が5ℓ~15ℓのものが適しています。
マグネットが付く鍋なら、BONIQ本体についているマグネット部分が鍋とくっつきクリップ無しで使用できます。
わが家はイッタラのハックマン5ℓの鍋を使用しています。
マグネットが付く鍋なので、クリップは使用していません。
わが家の鍋
フリーザーバッグ
食材を入れて低温調理するにはフリーザーバッグが必要です。
低温調理後、冷凍保存もできるので、冷凍保存でき耐熱温度が100度まであるフリーザーバッグがオススメです。
わが家はMサイズが大活躍です。
低温調理にフリーザーバッグは必須アイテム
温度計(あると便利①)
鍋の水をあらかじめ温める時にあると便利なのが温度計です。
あらかじめ水温をあげておくことで、BONIQで調理する際、時短になります。
わが家は時代を感じる割れるタイプの温度計です。
割れない今どきのクッキング温度計
保温ジャケット(あると便利②)
BONIQ2.0を使う時に保温できるものがあると節約になります。
わが家は鍋がすっぽり入る発砲スチロールを見つけ、切込みをいれて保温ボックスをつくりました。
低温調理中も温度が逃げることがなく、BONIQががんばりすぎることがありませんよ。
専用コンテナをお持ちなら、保温ジャケットが便利
使い捨てゴム手袋(あると便利③)
低温調理時はなるべく食材に雑菌が入らないように注意しなければなりません。
わが家では、使い捨てのニトリル手袋を使っています。
ニトリル手袋ははめ心地もつかい心地も良くオススメです。
雑菌の混入を防ごう
やってはいけない自己判断
低温調理は調理の仕方を間違うと食中毒のリスクが高まります。
レシピ通り、低温調理 加熱時間基準表の通りに調理したら問題はありません。
ちょっとした自己判断はとても危険です。
やってはいけない自己判断の例
- 肉や身の厚さなど考慮せず、試しにこれくらいでやってみた。
- 見た目などで火が通っている、通っていないと判断した。
- 金串をお肉の中心に刺して、熱くなっていたらOK!
- アルミホイルに包んで余熱で火を通すから大丈夫!
わたしは料理が苦手で、つい適当になりがちですが、低温調理は確実にレシピ通り作ります。
そうすることで、安心安全・失敗もなくやわらかいお肉がたべられるから・・♪
しつこいですが、低温調理のルールを守って調理しましょう♪
まとめ
BONIQ2.0の使い方は簡単3ステップ♪
- 鍋に水とBONIQ2.0をセット
- 食材をジップロックに入れて真空にする
- BONIQ2.0のスイッチオン
低温調理の6つのルール
- 清潔な手で行い、まな板・包丁・バッグなど清潔な道具を使う
- 新鮮な食材を使う
- 食材を汚染させない
- 食肉・生食用でない魚の場合、「低温調理 加熱時間基準表」のBONIQ設定温度・時間を守る
- 正しい方法で加熱を行う
- 調理後、保存する場合は急冷する
低温調理は食中毒のリスクが高いと言われますが、BONIQのレシピ通り、低温調理 加熱時間基準表の通りに調理すれば安全な調理方法です。
自己判断せず調理をおこない、低温調理のすばらしさを知ってほしいです。
BONIQ2.0で安心安全・やわらか~いお肉と出会える楽しい暮らしを送りましょう♪
\ 低温調理で料理の幅が広がります♪/
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