あなたが今、「テレビのない生活を送ろう」と提案されたら、素直に受け入れられますか?
現代は情報があふれる世界です。テレビをはじめ、インターネットなどからも簡単に情報を手に入れることができます。
わが家は 1カ月間のお試し期間を経て、「テレビ」を手放す決意をしました。
そう、わが家からテレビがなくなりました。
テレビがなくなったことで、情報が整理され余計なストレスを感じることはなくなりました。不思議なもので、必要な情報はテレビがなくとも入ってくるんです。
だから、テレビがなくても快適に過ごせています。
テレビのある生活をやめてみて、わかったメリット・デメリットを紹介します。
もともとはテレビっ子
わたしはもともとはテレビっ子。
子供の頃も、ずっと親が見ているテレビを一緒に見ていました。
結婚してからも、なんとなくだらだらテレビがついている生活を送っていました。
アニメも大好きだったしね♪
夜寝れない日はずっとテレビつけてたよね・・。
なんでテレビのない生活をするのか
一番は固定費の削減です。
我が家は山が近くて電波が届きにくいのです。
そのため、引っ越して初めてテレビをつけた時の衝撃は今でも覚えています。
ほとんど砂嵐なんです。
テレビっ子だったわたしは、当時「笑っていいとも!」が映らないなんて信じられませんでした。
テレビを映るようにするには地元のケーブルテレビと契約することになります。
これが、安いプランでも月々約4,000円近くかかります。
リベ大の固定費の削減の話を聞いて、テレビも削れるかな・・と、夫と話し合いました。
まず、やってみよう!とはじまったのがこのスタイルです。
情報はどうするのか
さすがに何も知らないというのは問題なので、朝はラジオを聞いています。
ラジオももちろん電波が届きにくいので、radikoのアプリを使って・・。
あとは、ネットでほしい情報をチェックしています。
ラジオ生活も気持ちいいです。
思いかけず、大好きなアーティストの曲が流れてきた時は、「今日はいい一日になるな」とテンションがあがります。
1カ月やってみて
我が家には子供が家を離れていないという環境もありますが、良かったポイントがたくさんありました。
テレビをやめて良かったポイント
- いらない情報が入ってこない
- 夫との会話が増えた
- 作業に集中できる
- 鳥のさえずりが聞こえる
- 時間がゆっくり流れる気持ちになれる
①いらない情報が入ってこない
情報番組やワイドショーなど見なくなり、自分が本当に必要でない情報が入ってこなくなりました。
例えばわたしにとって、芸能人がどうたら・・とかは本当に必要な情報ではないのです。
②夫との会話が増えた
テレビがないという事は、必然的に、家族と向き合う時間が増えます。
今までは、夫が夢中になってテレビを見ていると、話しかけたら機嫌が悪くなることもありました。
それが原因のケンカもあったなぁ
テレビがないことで、ケンカも減り会話が増えました。
③作業に集中できる
今までは、テレビをつけながら掃除とか茶碗洗いとか家事をしていました。
気になる場面になると手をとめ、作業が中断します。
これがなくなったため、作業に集中でき、家事にかかる時間が減りました。
ということは、自分の自由な時間をつくることが出来ました。
④鳥のさえずりが聞こえる
田舎という事もありますが、テレビがないと本当に静かでウグイスなどのさえずりも聞こえます。
こういう時間を感じると、⑤時間がゆっくり流れる気持ちになれるというわけです。
テレビをやめたデメリット
- 天気予報がわかりずらい
- 友達に「昨日テレビみた?」と聞かれた時に困る
- 流行についていけなくなる
- 静かすぎる
- DVDやブルーレイが見れなくなった
➀天気予報がわかりずらい
対策として、天気予報はiPhoneのsiriに聞けば教えてもらえます。
HEY!! Siri 今日の天気は??
②友達に「昨日テレビ見た?」と聞かれる時に困る
友達には「テレビはない」と宣言しておけば、話してきても気になりません。
③流行についていけなくなる
流行にはそもそもついていく必要がないなと気づきました。
どうしても気になったらYoutube みちゃう
④静かすぎる
静かすぎるのはYoutubeで好きな音楽を流しておけば問題ないですしね。
なので、テレビを見ない生活は良いことばかりで、ココロも豊かにしてくれている気がします。
⑤DVDやブルーレイが見れなくなった
もともとケーブルテレビのレンタルSTB*1でDVDやブルーレイを録画したり見ていました。
それを解約したので、お気に入りのライブ映像(ブルーレイ)が見れなくなりました。
この解決策はまだ検討中です。
DVDならパソコンでも見れるんだけどなぁ・・。
ブルーレイを買ってました
*1:STB(セットトップボックス)とはケーブルテレビなどの放送信号を受信して一般のテレビで視聴可能な信号に変換する装置のことで、わが家がレンタルしていたのはその装置にDVDやブルーレイの録画機能がついているものでした。
テレビ解約しました
2021年7月末日、地元のケーブルテレビとの契約を解約しました。
もう、我が家ではテレビは映りません。
テレビも人にあげました。
お試し期間を経て、全く悩むことなく「解約しよう」と決断できました。
「News Diet」という本を読んで確信したこと
本屋さんをうろうろしていたら「News Diet」(ニュースダイエット)という本を見つけました。
テレビを手放した今、ふと気になり読んでみることに・・・。
「ニュースダイエット」とは――「ニュース」をあなたの生活から完全に排除すること。情報があふれる世界で、よりよく生きるための唯一の方法である。ニュースは私たちの精神を鈍らせ、本当に重要なことから目をそらさせ、意志の力を麻痺させる。何年も前から「ニュースなしの生活」を送っている著者が、みずからの体験をもとに、「ニュースダイエット」の方法と効用について語り尽くす。世界的ベストセラー『Think clearly』の著者が提言する、人生を変える「ニュースフリー生活」のすすめ。
株式会社サンマーク出版
その著者がニュースなしの生活で得られたものがコレ
- 人生の質の向上
- 思考が明晰になる
- 決断の質があがる
- 時間の余裕ができる
など・・
ニュースを見てストレスを感じることってありませんか?
例えば、わたしはコロナ禍の初期はニュースを見ては一喜一憂していました。
どんなにニュースをみても、やることは一つ、手洗いうがいなどの予防に努めることなんですよね。
こんな風に、ストレスを感じる現代において、ニュースを知ることで人工的なストレスを抱え込みます。
ニュースを手放すことで人生の質が向上するのはうなずけます。
今まではニュース漬けの日々でした
テレビを手放して良かったんだと納得のいく一冊でした。
さらにこの本を読むと、ラジオやインターネットで情報を得る必要もないんだと思わされます。
面白かったので、ぜひ読んで欲しい一冊!!
まとめ
夫にも娘にも言われたのが「テレビっ子なのにテレビ無しで過ごせるってすごいね!」でした。
わたし自身、我慢しているという感覚はありません。
休みの日テレビをつけてみたけど、見たくないな・・と消したくらいなんです。
テレビのある生活をやめたことで手に入れたもの
- 自分に必要な情報を選択して入手できる事
- 家族との会話や時間
- 作業に集中できる事
- ゆったりと流れる時間
ただ、情報が勝手に入ってこない分、いろんなところにアンテナをはって情報を入手しないとな・・とも感じています。
今は、テレビのない生活をおくることに満足してます。
もし、テレビのない生活をおくることに躊躇している方がいたら、今ならぜひ!とおススメできます。
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